「～ホテル編」なんてタイトルを付けてしまい、もしかすると「文京カテリーナのゲストルームが激変したのか！」と期待される方がいらっしゃるかもしれませんが・・・。

 

申し訳ありません。当館ではありません（涙）

今回は私が文京カテリーナの館長に就任する前の職場が“劇的ビフォーアフター”したお話です。

当館には直接関係しないので、「読んでも（見ても）仕方ない」と思われる方も多いと思いますが・・・しばしお付き合いを（汗）

 

新宿区の東端、市ヶ谷にある「ルーテル市ヶ谷センター」。私は2004年から2016年まで勤務しておりました。

クラシックのコンサートホールとしては、都内ではまあまあ名が知れている施設です。

小ホールながら、ピアノは3台・・・スタインウェイD-274をフラッグシップに、スタインウェイC-227、ベーゼンドルファー225というラインナップです。年間300日以上は何かしらのコンサート、リサイタルが開催されています。

ちなみにこのホール、当館の在館生であれば“格安”で練習利用できるんです！

 

さてホテル・・・。

開業当初は“研修宿”的なコンセプトであったため、通常のホテルとしてのスペックはなく、規模も小さく、かつお風呂もトイレも共同・・・（涙）

昨夏、待ちに待った耐震補強工事が始まりました。そしてこれを機にホテル部門もフルリニューアルする事になり・・・そして遂に6月23日、待望のリニューアルオープンを迎えました。

 

その直後です。プロのカメラマンによる撮影が行われました。

このブログ投稿時は、肝心の「ルーテル市ヶ谷センター」ホームページの館内写真は更新されていないのですが・・・館長特権（？）でその撮影データを入手！

～という事で、毎度おなじみの“Before～After”を先取りしてご紹介します（笑）

【客室編】

Before～

After～

最近流行のホテル内装を真似せず、落ち着いた雰囲気に・・・長期連泊を意識して、ホテルによくありがちなワンドア冷蔵庫でなく、2ドアの当館居室冷蔵庫の後継機種を設置してます。

そしてマッサージチェア付きです！現在は半数強の客室のみですが、近い将来全室に導入予定！！

当館もどこかに（脱衣室に？）置こうかな～なんて思ったりしています。

【ロビーラウンジ編】

Before～

After～

実のところ客室より劇的に変貌したと思います。ちょっとしたカフェっぽい雰囲気になりました。この土壁模様のクロスがお気に入りです。ぜひ当館のラウンジや食堂にも採用したい内装です。

【廊下編】

Before～

After～

そしてもっと劇的に変貌したのが廊下です。ダウンライトだけでなくブラケットライトも採用。そのために少しだけ手の込んだ内装に仕上げました。やっぱり私は照明にこだわってしまいます（笑）

【浴室編】

Before～

After～

更に輪をかけて劇的に変貌を遂げたのが浴室です。本当は全室バス付きで計画していたのですが・・・計画縮小。コロナ禍での計画だったので仕方ないですね。それでも浴槽をより大きくしたり・・・当館もそうですが、足を伸ばせる大きなお風呂は最高ですね！！

ちなみにこちらは浴室に隣接する脱衣室。この床材、どこかで見た事ありますねぇ～（笑）

 

やはり、プロのカメラマンは綺麗に撮ってくれますね！！

今回の市ヶ谷のリニューアル工事は、ホテルでありながらデザイナーを入れず、施工業者と我々で内装等のデザインを決めました。

大阪のホテル改築に携わった経験と、市ヶ谷はかつての職場という事もあり、当館業務の合間を縫って私も可能な限りアイディアを注ぎ込みました。

お陰でとても勉強になりました！

当館の劇的大改造は昨年の冬（2022.02.02ブログ参照）から春（2022.05.15ブログ参照）にかけて以来、しばらくお休みしています（涙）

しかし・・・いつの日か今回の市ヶ谷を超えるべく、来たる日のために！

文京カテリーナをどう輝かせるか、その未来を夢見る館長でした（笑）